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2019年12月24日
血管年齢を若く保つ2/2
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血管年齢を若く保つ2/2
人は20歳をすぎると老化がはじまります。
この老化を考えて病気予防と健康管理をしてみませんか、
人は20歳をすぎるとこのような、老化がはじまります
1. 基礎代謝がすくなくなり
2. 活性酸素が多く発生する
3. SOD活性が衰える
4. 免疫力が衰える
この、老化のために
体内はこのように変化します。
1. 基礎代謝が少なくなり、同じ量の食事をしても太りやすくなり、
病気にかかり易い肥満体質になり
2. 人間の万病の素といわれ、多くの病気の原因となる、
活性酸素が体内に多く発生し、病気にかかり易くなり
3. SOD活性が衰えると、人間の万病の素といわれ、
多くの病気の原因となる、活性酸素を除去することが出来なくなり、
病気にかかり易くなり
4. 免疫力の衰えで、ウイルスや細菌に対する抵抗力が低下し、
病気にかかり易くなるのです。
わたくし、水留 賢二 はこのような老化に対抗し、
120歳まで、生きる為に
毎日の生活に、病気予防と健康管理を、
取り入れ、生活しています。
血管年齢を若く保つ2/2
同世代の友人が心筋梗塞で倒れ、
ショックを受けたSさん(52歳)。
60歳までは心配ないと思っていた。
予防を心がけたいが、
何をしたらいいだろう?
安達 実
ワイキキ緊急医療クリニック(米国ホノルル)医学博士
青い背の魚や豆腐が有効
そこで血管を若く保つには、
血管内皮細胞に良い環境を作ることが大切である。
具体的には
1 後述の血管内皮細胞に良い食生活をする、
2 適度な有酸素運動をする、
3 喫煙や暴飲暴食をやめ、ストレスの少ない生活を送る、
4 高血圧症や糖尿病、高脂血症があれば治療を受ける、ことなどだ。
血管内皮細胞に良い食品としては、
イワシ、サンマ、アジなど、
青い背の魚がある。
これらは、
血栓形成を予防するEPA(エイコサペンタエン酸)と、
LDLコレステロールや中性脂肪を減らす
DHA(ドコサへキサエン酸)を含んでいる。
次に、
豆腐や納豆などの良質なたんばく質を含む大豆製品だ。
これらは、
LDLコレステロールの酸化を防ぎ、
血管壁に粥腫ができるのを防ぐことができる。
食物繊維を十分に取ることも大切だ。
食物繊維には、
水溶性と不溶性のものがある。
水溶性の海藻類やこんにゃくは、
血液中のコレステロールを下げ、
酸化や粥腫の炎症を抑えると考えられている。
不溶性の野菜、
中でもゴボウやキノコ類は、
食物の吸収を緩やかにし、
血糖値の急激な上昇を防ぐ。
さらに
緑黄色野菜には、
カロチンやリコピン、
ポリフェノールなど、
抗酸化作用のある色素が含まれており、
体内の活性酵素を除くことで、
動脈硬化を防ぐ。
そのうえ、
野菜や果物に含まれるカリウムには、
取り過ぎた塩分やナトリウム分を排泄して、
血圧を下げ、
直接血管を保護する役目もある。
こうして見てみると、
血管に良い食生活としては、
日本食がぴったりだという結論になる。
ただし、
日本食は
ナトリウムを取り過ぎがちなので、
塩辛いものを好む人はその習慣を徐々に直し、
醤油や味噌、
塩を控え、
味つけを工夫することも必要だ。
加えて、
適度な運動も大切である。
ウォーキングや水泳のような有酸素運動は、
血流を促し、
一酸化窒素やプロスタサイクリンの分泌も促進し、
動脈硬化ができにくい環境を作る。
このような生活習慣を心がけることで、
血管年齢を若く保ち、
それと同時に、
生活習慣病やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防にもつながる。
次回は、
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