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2018年8月30日
血管が裂ける大動脈解離 1/2
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血管が裂ける大動脈解離 1/2人は20歳をすぎると老化がはじまります。
この老化を考えて病気予防と健康管理をしてみませんか、
人は20歳をすぎるとこのような、老化がはじまります
1. 基礎代謝がすくなくなり
2. 活性酸素が多く発生する
3. SOD活性が衰える
4. 免疫力が衰える
この、老化のために
体内はこのように変化します。
1. 基礎代謝が少なくなり、同じ量の食事をしても太りやすくなり、
病気にかかり易い肥満体質になり
2. 人間の万病の素といわれ、多くの病気の原因となる、
活性酸素が体内に多く発生し、病気にかかり易くなり
3. SOD活性が衰えると、人間の万病の素といわれ、
多くの病気の原因となる、活性酸素を除去することが出来なくなり、
病気にかかり易くなり
4. 免疫力の衰えで、ウイルスや細菌に対する抵抗力が低下し、
病気にかかり易くなるのです。
わたくし、水留 賢二 はこのような老化に対抗し、
120歳まで、生きる為に
毎日の生活に、病気予防と健康管理を、
取り入れ、生活しています。
血管が裂ける大動脈解離 1/2
突然、
胸と背中に今まで経験したことのない
激痛を覚え、
気を失ってしまったOさん(62歳)。
大動脈解離と診断され、
緊急手術で一命を取り留めた。
師田 哲郎(東京大学医学部附属病院心臓外科講師)
大動脈の血管は、
内側から内膜、中膜、外膜と、
3層構造になっている。
血液に面している
内膜と筋肉の層である中膜が動脈硬化などで脆弱化し、
何らかの原因で圧力がかかって、
一部破損することがある。
この時に、
破損した部位から
血液が中膜にも流れ込み、
中膜が破損して血液のたままった隙間ができる。
それが広がり、
内膜と外膜がはがれてしまった状態を、
大動脈解離と言う。
大動脈解離は、
大動脈のどの部位が解離を起こしているかで、
重症度や手術をするかしないかなどの
治療方針が変わる。
心臓に近い部位で解離が起きると、
心臓機能の著しい低下が生じ、
Oさんのように命の危険につながる。
大動脈は、
心臓から出ていったん上に向かい、
逆Uの字で弓なりに曲がって体の下部に向かう。
上に向かっている部分を上行大動脈、
弓なりに曲がっている部分を弓部大動脈と言い
下に向かっている部分は
胸部下行大動脈、腹部大動脈と言う。
上行大動脈で
解離が起こっている場合は、
スタンフォード分類A型と呼ばれる。
急性心筋梗塞症など
命に関わる合併症を起こすことが多いため、
ほとんどが即手術とまる。
放置すると
発症から丸1日で約半分の人が
命を落とすことになるが、
手術をすれば
8割以上の人が助かる。
手術では、
解離が起きている血管で、
最も生命の危機に関わる部位を人工血管に取り換える。
上行大動脈に解離がなく、
ほかの場所で解離している場合は、
スタンフオード分類B壁と呼ばれ、
基本的には内科的治療を行う。
解離の範囲を広げないために、
血圧を下げることが必須となり、
降圧剤や鎮静剤、鎮痛剤などが処方され、
絶対安静が保たれる。
ただし、
解離できた解離腔が破裂、
または破裂しそうになっている場合などには、
やはり手術が必要となる。
次回は、
血管が裂ける大動脈解離 2/2をメールします。